統合失調症を克服【まとめ】

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統合失調症を克服【まとめ】

統合失調症の歴史

統合失調症(旧名:精神分裂症)という診断名が作られてから、まだ100年は経過していません。しかしながら、統合失調症の症状は紀元前のエジプトのファラオ王の頃に存在していたことを示唆する様々な壁画や文献などが存在しています。そういう意味において、統合失調症は人類が長らく抱えた歴史的産物のような面持ちを持つといえます。

近年では特にうつ病、神経症、認知症、は精神疾患として巷でも知られるようになりましたが、統合失調症という精神障害は未だに知名度は高くはありません。古代の時代には統合失調症は、心臓(心臓に魂が宿ると当時は考えられてきた)および子宮(生まれる前の胎児が入っていた器)の異常に起因する病気として捉ええられており、ほとんどの場合、当時のエジプト人は統合失調症を身体障害として見たようです。医学の父、プラトンやヒポクラテスは体液理論を説き、そのバランスの乱れにより統合失調症は発症すると考えていたようです。しかしながら、統合失調症の克服に希望の兆しが差しかかります。

それは脳科学の進展によって、統合失調症とは脳の機能異常であることが判明したことです。(この研究の先進に、主に関わったのはスウェーデンの研究者やナンシーCアンドリアセンといった学者たちです。)

脳科学の進展により統合失調症は克服できるようになってきた

統合失調症(Schizophrenia)を克服することは可能だと私は思います。それはヒトの脳機能(Human Brain)に介入することではじめて可能になる芸当です。実際に私のクライアントの方で、統合失調症を克服した人(強迫性障害との併発)がいます。ただし、確実に統合失調症を克服することができるか否かに関しては、私にはわかりません。

私は実際に統合失調症を体験したわけではないのでわかりません。

過去の私の場合は強迫性障害という神経症の方が主にでした。(その他にも多くの精神病を患っていたのは事実です。)

過去の私は自我基盤が極めて脆弱だった

しかし、自我基盤が脆弱であるという特性を示し、妄想症やパラノイアに近いような状態に陥ったこともあるので、もしかしたら過去の私は軽度の統合失調症も併発していたのかもしれません。イギリス人女性に「お前はパラノイアに陥っている」といわれたことも実際にあるので、もしかしたら、軽度の統合失調症を併発していたのかもしれません。

なかなか難しいとされる統合失調症の克服

統合失調症は本格的な精神病というイメージがあります。そのため、統合失調症は克服することが最も難しいと考えられるのが世の常のようです。しかしながら、統合失調症という医師からの診断は比較的容易になされてしまっているようなこともあります。

誤診の可能性も存在

したがって、統合失調症と診断された人の中では統合失調症ではなく、神経症だという人も中には存在すると私は思っています。意外とそのような方は多いのではないでしょうか?また、統合失調症の克服は難しいとされてはいますが、正直、それも微妙なところです。

私の所へ来られる方の多くは神経症や性格の問題を抱えているのですが、中には統合失調症と医師から診断を受けたという人もおり、そういう人でさえも無事克服できているという事実が存在するからです。

統合失調症は脳の機能の問題

これは皆さんご存知かと思いますが、統合失調症は脳の機能(Human brain function)の問題です。これは統合失調症に限らず、すべての精神疾患にも同時に言えることになります。脳の機能が性格、認知、心を生んでいるわけで、薬が精神病にその効果を示すのも脳に働きかけるものであるからです。

たとえば、統合失調症の治療に用いられるドパミン遮断系の薬を飲むと妄想や関係念慮が治まったりします。また、不安が強い状態の人にベンゾジアゼピン系抗不安薬を投与すると、不安がなくなります。前者ではドパミン受容体の化学伝達が遮断され(減少され)、その結果、妄想や関係念慮が治まるわけです。

また、後者の不安障害のケースでは、抗不安薬がGABA-A受容体間のGABA(γアミノ酪酸)レベルを上昇させたことによって、患者の症状はおさまり、不安は低減し、無事リラックスできるという話になります。

脳の機能障害を治すことが統合失調症の克服につながる

統合失調症は脳の問題なので、その機能障害にメスを入れる克服法を選定し、その方法を用いていけば、克服することができる可能性があります。

実際に、私がレクチャーを実際に受けた海外の医師のクリニックでは、統合失調症を克服されている方も少なくないわけです。

統合失調症を本気で克服したい人

統合失調症を本気で克服したい方、絶望されている方は、希望があることを忘れないでください。
(目次)
統合失調症の克服に瞑想は良くない
統合失調症を運動で克服
統合失調症の薬物療法における克服
統合失調症の対人恐怖の克服
統合失調症の有名人【最新版】
統合失調症の陰性症状を克服
統合失調症と音楽療法
統合失調症に対する差別と偏見について

統合失調症に打つ手が一切なしということは、実はありません。間違った治療法を適用するからこそ、数多くの精神病が治っていないという話になります。正しい克服法を用いれば既存の多くの精神疾患は治る可能性を秘めています。

したがって、統合失調症であるからといって、諦めては決していけないわけで、様々な角度から対策していけば、必ず有効な方法論は存在しているはずです。
また、統合失調症であると強迫性障害の方が誤診されることも少なくありません。強迫性障害に関してはこちらのサイトを参照されてください。
(参考:)
強迫性障害の治療【東京】
http://blog.livedoor.jp/ocdtreatmentrokyo/

統合失調症と強迫性障害の詳しい違いについて書かれているページがあります。

Referenser:)
(Encyclopaedia Britannica)
(Nationalencyklopedin)
(Neuroscience for kids – Ancient Brain)
(Fabrega H: Psychiatric Stigma in the Classical and Medieval Period: A Review of the Literature. Comp Psychiatry 1990, 31, 4, 289-306)
(Kotsopoulos S: Aretaeus the Cappadocian on Mental Illness. Comp Psychiatry 1986, 27, 2, 171-9)

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統合失調症に対する差別や偏見について

統合失調症に対する差別や偏見について、今回は書こうと思います。現在、一部の人がネット上で統合失調症などという病気は存在しないなどといっています。そして、統合失調症は詐病であるといっています。しかしながら、今現在、脳科学が進んできたおかげで、fMRIレベルでの脳スキャンではなく、特定の神経伝達物質のみにフォーカスした脳スキャンまでも可能になっているのです。

その結果、統合失調症の人の脳では特にグルタミン酸(NMDA)受容体が機能不全を起こしているということまでも理解されるようになってきました。(fMRIなどよりも最先端の技術が存在しています。たとえば、特定の神経伝達物質の脳内での動きをマーキングする技術です。)

こうした事実があるにもかかわらず、統合失調症など存在しないと嘯くひとがいるのは、おそらく意図的なビジネスで、そのような発言をしているのだと思われます。要するに、炎上商法というやつです。

あえてそうした過激で意表を突いた発言をすることで、それによって、世間から注目を集めることができます。そして、注目を集めることに成功すれば、知名度ができますので、より効率的に集客、宣伝することができるであろうと容易に推測できます。

ただし、そういった間違った言動、自分の思い込みを社会に流布させることによって、統合失調症で苦しむ患者の方々に多大な苦しみ、差別や偏見を植え込むことになっているということをそういう発言をする人間は気づいていないのでしょう。あるいは、確信犯でやっている可能性もあります。

統合失調症という病の深刻さは、実際に精神医療の臨床に立つ、精神科医や看護師の方々はよく理解しています。

だから、このような発言はこうした人たちからはほとんど聞かされない。

ところが、別畑のド素人が勝手に専門家面し、口をあれこれ出す。臨床を知らない、学術的見識も一切ない、ただ単にその界隈の有名人が騒いでいる内容を鵜呑みにして、それをそのまま拡散しているだけの人々たち・・・・・・。
自分自身の思考力がない、羊のような人々。

まさに彼らは裸の王様に従う奴隷の如くです。

私は統合失調症の人に直に接してみてわかったことがあるのですが、彼らとは話が通じなかったりすることが多いのです。何を言っているのか、何を見ているのか、わからない。アメリカでこのような人たちを数多く見てきました。そして、このような人が食を失い国から保護を受けることもなく、路頭に迷い、苦しんでいるという実情があります。

私は統合失調症は存在しないなどということを抜かすような人間には、科学雑誌や国際論文をもっと読んでみなさいと言いたいと思います。

統合失調症の病状の証拠など山ほど存在しています。脳画像レベルでの病変や特定の遺伝子のエラーによって、統合失調症が生じるというエビデンスがより容易に収集できるように既に科学の分野では、なってきているわけです。

参照:
https://www.nature.com/articles/4001558
https://www.nature.com/articles/s41588-018-0059-2

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